ネイリストが教える!ネイリストになる方法【2/2】
前回から引き続き、「ネイリストになる方法」をご紹介していきます。
まだご覧いただいていない方は以下よりご覧ください。
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資格習得後
試験に合格すると、ディプロマ(資格を取った証明)が送られてきます。
しかし、これでネイリストになれたかというと残念ながらそうではありません。ネイリストというのは、お客様のオーダーを時間内に施術できてこそがネイリストなのです。
検定に合格しただけではネイリストとは言えず、検定で覚えた施術がサロンで生きることは、正直ほぼありません。
ネイルマシン(爪を削る機械)すら触り方が解りません。
「では、検定は要らないのでは」と思う方もいらっしゃると思いますが、やっていくと「検定は本当の基礎なんだな」ということが解ってきます。
筆の運び方やファイル(爪を削るやすり)のあて方など、そういった基礎が検定には詰まっています。
検定所持がお客様の信頼にも繋がり、自分の自信にもなり、必ずしも検定と実力は比例しませんが一般的にはネイリストとしての実力の証明にもなります。
実際デザインはサロンワークで覚えながら練習していきます。先輩や上司に基本デザインは教えてもらえますが、独学も多くなります。
流行の色・柄や、流行のジェルの名前なども覚えないといけないので一人前になってからも探求心が必要です。
お客様も詳しい方が多くいらっしゃるので、出来るだけ先取りして提案出来るくらいの余裕が無いといけません。
検定取得後に自宅の一室で開業する人も居たりしますが、できればサロンで1・2年でも働いて、サロンの経営視点も学んでからのほうがいいと思います。
集客方法や発注的な事までわかるのは勿論ですが、まずは数をこなして技術の腕をあげるということがシンプルに大事なのです。
先ほどにも申し上げましたが 予約の時間内にオーダー(こんなネイルがしたいという注文)をこなせてこそがネイリストだと思います。
ネイリストとしての今後の展開
折角頑張って取った資格なのでビジネスで生かしてネイリストとして成功させてほしいと思います。
プロのネイリストとして施術出来るようになると 、活躍の場は多方面に広がります。
独立は勿論ですが、ネイルサロンで指導者や管理者を目指したりしてキャリア形成や所得の向上も見込めます。
また、業務委託で働く事もできます。ネイルスクールの講師になる事も出来ますし、色んな働き方があり色んな可能性があります。
資格と技術があると、ブランクがあっても戻る事も出来ますし、自分の向上心や探求心次第で色んな可能性を持っている仕事だと思います。