ネイリストが教える!ネイリストになる方法【1/2】
ネイリストを目指すために
ジェルネイルの普及により多くの人がジェルネイルを楽しむようになりました。
一昔前は、スカルプで長くした爪に、ごてごてストーンを乗せるデザインがネイルというイメージで、若いギャルがお洒落でやる印象なのではと思います。
ネイルNGというお仕事も多かったですが、今では地爪の長さで出来てシンプルなデザインも増えてきました。
マニキュアよりも断然持ちがいいので、水仕事の多い主婦もジェルネイルを楽しめたり、会社勤めの方にも身だしなみとして扱われ ネイルを楽しめる人が増えました。
お仕事上、手のネイルが無理な人でも 夏場に足にだけやってみたりなど、ネイルがかなり身近なものになりました。
それに伴いネイリストになりたいという人や、自分の爪を自分でやってみたいという人も増えてきたのではないでしょうか。
今回はネイリストを目指す人に向けて、もしくはネイリストの資格に興味がある人に向けて、資格のことやネイリストになる方法についてご紹介していきます。
ネイリストとして働くために必要な資格
ネイリストとして働くためには資格が必要で、試験を受けて合格しなければいけません。
大概のネイルサロンでは3級以上、もしくは2級以上という応募資格を設けていて、3級よりはもちろん2級を持っていた方が、給料が良い所が多い傾向です。
また、選べるサロンが増えたりするので、2級を取ってから働くサロンを探すか、2級を取る前提で就職活動をする方をお勧めします。
何よりも働きながら資格を取得するのはとても大変です。
働きだすと接客での疲れやサロンワーク(事務仕事や掃除なども含めサロンの中で行われる業務全般のこと)で体力消耗するだけではなく、アート(模様を描いたり、飾りを乗せたりしてデザインすること)の練習もありますので、なかなか慣れるまでは、資格取得の練習に時間を裂けません。
ですので、できるだけ資格は働く前に取っておくことをお勧めします。2級までを取っておいて就職して、ある程度ネイリストの仕事に慣れ、一通りのアートやサロンワークをこなせるようになってから1級の資格を取得するネイリストが多いと思います。
1級があるとハクがつきますし、給料も上がるところが多いですが、試験の内容がスカルプ(アクリル樹脂で形や長さを形成する施術)での長さ出しなので、ネイリストとして働きだす時に必ず必要かというとそうでもありません。
資格取得の試験の内容ですが実技と筆記があり、筆記は答えが選択式でそんなに難しいものではありません。
教科書を読んで理解をして、専門用語を覚えていれば答えれます。
実技試験も流れをきちんと掴んで要領よく時間内にこなせればそこまで難しくありません。
試験対策はどうするのか
受験資格にスクールでの修了や実務経験も必要ないので、独学で勉強する人もいますが、
一般的にはネイルスクールに通って試験対策をする人が多いように思います。
その方が一回での合格を狙いやすいと思います。
ネイルスクールは規模の大小やコースの内容など様々で金額も全然違いますので選ぶのに迷うと思います。
自分が何級まで取得したいのか、教材はどの程度付いているのか、コースの内容はどんなものなのかを見て決めればいいと思います。
共通して、どこの試験対策でもかなり的をついて勉強できると思います。
筆記では「ここ試験にでますから、マーカーを引いて覚えてください」などと言われますし、過去問なども貰えたりするので過去問を何回かやっていると筆記試験はそれなりの点数が取れるようになります。
実技試験でも、どこを見られるかを的確に教えてくれます。
タイムを測りながら、試験のシミュレーションをするので、スタートからの流れをやってみて点数までつけてくれます。
自分が試験に合格できそうか、落ちそうでまた何が悪いのか明確にわかります。
規模の大きいネイルスクールであれば、試験本番に審査員をしている人が講師として居ます。
ですので、独学よりもスクールに通って試験合格を目指す方が、一発合格を狙いやすいと思います。
また、ネイルスクールでは自分と同等レベルのネイリストの友達もできます。
就職したり独立した後も情報交換ができて良いと思います。独立すると情報が偏ったりしますし、働き出すと同期のネイリストが居ないサロンだとスクールで出来た友達は良い相談相手になるでしょう。
今回のコラムはここまで!次回は資格習得後からのお話をさせていただきます。
ぜひ以下よりご覧ください。